スペイン外務長官らと友好議員連盟が会談

スペインのイグナシオ・イバニェス外務長官が来日、ゴンサロ・デ・ベニート大使も交えて意見交換した。(4月14日)同国は経済危機を乗り越え、昨年はEUで最も高い成長率を記録。だが、昨年末の総選挙で保守与党勢力が過半数割れし、各党間の連立協議がうまく行かず、今なお新政権が誕生していない。5月初めまでに新政権を作れない場合は6月に再選挙となるそうだ。日本では経験のないこと。新しい左派政党ができたほか、政策の左右対立以外に、カタルーニャ州の分離独立についての立場の違いが難しいという。

私とスペインの縁は、経産副大臣だった2014年8月、同国南部のマラガ市で行われていたNEDOのスマートコミュニティ実証事業(経産省の補助事業)を視察、マラガ市長と現地及び東京で進行具合について面談したこと。日産自動車と三菱自動車の電気自動車217台を使い、急速充電機やカーシェア、保険システムに関する事業だった。(両自動車メーカーのほか日立、三菱重工、三菱商事、スペインのエネルギー企業エンデサが関与)私からの要請に基づき、マラガ市は電気自動車向け駐車料金の値引き拡大や、電気自動車への自動車税優遇措置の延長が実現した。実証事業は昨年末に終了。今後、2国の民間事業として、スペイン国内はもとより、密接な関係にある中南米や北アフリカの国にいかに広げていくかが課題だ。
スペインが2010年頃からのコロラドの南欧経済危機から脱出できたのは、財政改革や労働市場の改革、銀行や信託銀行の整理・統合などによるという。
両国の経済好転により日本企業の対スペイン投資は急増中。
今年10月にはイベリア航空が成田−マドリード間の定期便を就航させる。(かつて日本航空が直行便を持っていたが今はない)
また、日本とスペインはともに国連安保理の非常任理事国になっている。外務長官は「どういう政権になってもアジアとの関係を重視、その中でも日本を一番に」と話した。

支倉常長の慶長遣欧使節団から400年を記念し2013年から14年にかけて交流が強化された。世界遺産のサンティアゴ巡礼道と熊野古道が1998年に姉妹道を提携しているが、さらに、四国遍路の世界遺産登録を目指す四国4県がサンティアゴ巡礼道のあるガリシア州と昨年、協力協定を結んだ。

«  | ブログトップ |  »

                                             

上へ戻る