令和 万葉集で嬉しい
                       

 4月1日、新元号が「令和」と発表された。初めて元号を「国書」から採ったことが嬉しい。1200年余り前に編纂された万葉集は、天皇や皇族から、防人、農民まで幅広い階級の人々が詠んだ歌を約4500首集めた、日本最古の歌集だ。こんな昔に日本の各層が歌を詠めたということが誇らしい。しばらく万葉集ブームが起きるだろう。

なお、文字を書いたのは政府職員(定年延長で嘱託)で内閣総理大臣初め、閣僚などの認証状の辞令を書いているベテラン。日展に16回入選の大家だ。「平成」の時とは別の人。「墨をするのに30分下さい」と言ったそうだ。

今回、漢籍だけでなく日本の古典から採用する可能性もあると事前に公表されていたので、日本の文書からだろうとは私も予測していたが。
大伴旅人(おおとものたびと 大伴家持の父)が、梅を詠んだ32首の序文に出てくる「初春の令月にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」という文章の「令」と「和」。「令」は「よい・めでたい」の意味がある。

万葉集の短歌、長歌は万葉仮名で書かれているので元号に使えず、漢文である序文から採った。
「冬が終わり、春の訪れを告げる梅が咲く」という内容。そのことから、文化を育み、自然の美しさをめでる。そういう日本の国柄を伝えていこうという思いが込められている。

私は出張帰りの宮崎空港ターミナルで居合わせた多くの人たちとテレビを見守った。発表された時は、私も含めて皆、「令和」などという言葉は当然知らないから、一瞬、ぽかん、としてそれから、歓声のようなものが起こった。土曜、日曜と延岡市の女性県議候補、内田りささんの宣伝カーに同乗し、山や川、水田など自然豊かな地域を回り、桜、桃、菜の花、れんげ、モクレンなどを目にし、竹の子採りの人に出会ったりして「春の恵み」を感じる時間を過ごしてきた。ちょうどそんな時に、この言葉を聞いて嬉しかった。

令和生まれの人が、有権者(18歳以上)となる時には、私はもう政治の世界にはいないだろう。(おそらく安倍総理も)
しかし、令和世代に、そして次の世代にも、魅力ある日本を残す仕事をしていきたい。

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