墨田幼稚園の園児が国会見学
                       

 墨田幼稚園の園児31人が国会見学に来た。発表会で津田梅子が主人公の劇を上演し、登場する伊藤博文の銅像を見るため。津田は明治4年に岩倉使節団の一員として6歳で渡米、帰国後は女子教育のため、津田塾大学を創設。初代内閣総理大臣の伊藤博文と使節団で出会い、伊藤邸に下宿したこともある。

伊藤博文の銅像は国会議事堂の中央広間にあり、台座に右から「公爵伊藤博文」と記されているのを説明した。

上演予定の演劇では、津田梅子、伊藤博文の他、岩倉具視や大久保利通、大山捨松など、明治に活躍した様々な人物が登場する。また、ナイチンゲールやヘレン・ケラーも登場する。

「津田梅子は女性のための学校をつくった人で、私も尊敬しています。」
「伊藤博文は明治に最初の内閣総理大臣になった偉い人。最後は撃たれて死んだけど、でもそこまでは演じないからいいよね」
「ナイチンゲールは、イギリス出身で、戦場の負傷兵を救った、世界初の看護師」
「大山捨松は会津藩家老の娘で、薩摩出身の陸軍大将、大山巌と結婚、美人で英語も堪能、『鹿鳴館の花』と呼ばれた素敵な人ね」などと園児と話した。ナイチンゲール役の子のお母さんも看護師だそうだ。また、ナレーターの外国人の役の子は英語でセリフを読むという。それぞれの園児が自分の役を意識し、舞台を楽しみにしていた。

墨田幼稚園は私立幼稚園で、芸術教育に力を入れ、外国語の歌なども取り入れている。引率したのは元墨田区議の中沢えみり園長。今回の舞台の指導もしている。「ヘレン・ケラー役は目と耳が不自由な難しい役どころだが、役の子は表情豊かに演じている」と中沢園長は子どもたちの成長を喜んでいた。

園児らは天皇陛下が議事堂にお着きになった際に入られる御休所も見学。おとなしく、熱心に見入っていた。

園児たちは国会見学の後、津田塾大学へ見学に向かった。芸術発表会は今月23日、曳舟文化センターで上演される。私は毎年この発表会を観劇していたが、今年は天皇誕生日の宮中行事に出席するので、あとでビデオで見ようと思う。今回の体験学習を糧に好演してくれることを願っている。

«  | ブログトップ |  »

                                             

上へ戻る