小学校の国会参観
                       

 11月から12月にかけ、墨田、荒川両区の9つの小学校の6年生、計618人と付き添いの先生らが国会を参観した。

 例年は、全国から多くの小中高生が詰めかけ、大急ぎで走り回っての見学となるが、コロナ対策として「密」を避けるため、「1時間100人以下、地域の国会議員が1カ月前に抽選で参加枠を確保」というルールが設けられた。抽選は倍率が高く、来年に延期した学校もあったが、参観できた児童は、いつもの年と異なり、ゆっくりと見ることができた。

 衆議院を参観したのは、墨田区の中川小、隅田小、横川小、菊川小、業平小、両国小と、荒川区の汐入小、第六日暮里小。第三吾嬬小(墨田)は、参議院を参観した。

 私も、子どもたちを前に、国会の仕事やエピソードなどを話す。
 今年は、コロナの影響で困っている中小・小規模事業を救うための給付金や、母子家庭でお母さんの収入が減って大変な家庭に出す給付金など、コロナ対策の補正予算を3回、国会で決めた。
 秋の臨時国会では菅総理を選出。また、予防接種法を改正し、コロナのワクチンが承認されたら無料で接種できるようにしたことなどを説明。

 また、衆議院と参議院の間にある高い塔の中央玄関の扉は、日頃は開かれないが、開会式の際に天皇陛下がお車で玄関まで行かれ、大島理森衆議院議長と山東昭子参議院議長がお迎えになること、私たち議員が当選すると中央玄関から入り、職員からバッジをつけてもらうことなども。
 議員バッジについては「衆議院と参議院、都議、区議もそれぞれバッジが違う。衆議院は解散したら、議員の身分を失うのでバッジをはずし、選挙中はつけていません」などと付け加えた。

 「本会議場の議席は一番前が当選1回生で、当選回数を重ねると、だんだん後ろの方になる。私も20年前に初当選したときは1番前の席だったが、当選6回の今は後ろから4列目です」とビジュアルに感じてもらえるような話もする。

 いつも必ず、最後につけ加えるのが、「選挙に行くことの重要性」だ。
 「皆さんが選挙権を持つのは何歳?」と質問すると、どの学校も皆一斉に「18歳!」と元気な答えが返ってくる。勉強したばかりのようだ。

 そこで、「日本の女性が初めて投票できるようになったのは、第二次世界大戦で負けた翌1946年4月のことです。戦前は『婦人参政権』を訴えただけで警察の取り締まりの対象となることもありました。
 また、男性も、普通選挙法ができて25歳以上のすべての男性に選挙権が与えられたのは大正末期。最初の普通選挙は昭和の初めでした。明治から大正にかけては、高額納税者つまり大金持ちの男性しか投票できなかったのです。これでは生活に苦しい人のための政策など作れるわけがありません。
 私や先生たちが若かったころの選挙権は20歳からでしたが、より若い人たちにも、日本の将来のことを考えてもらおうと、4年前から18歳に引き下げました」と、選挙権の大切さを話し、「18歳になったら、ぜひ、選挙に行ってください」と締めくくる。

 墨田区の中川小学校は、議員会館の食堂で昼食をとり、見学した子どもたち一人ひとりから感想文をもらった。
 荒川区の汐入小学校は4クラスと規模が大きいため、2クラスずつ別の時間帯に見学した。

«  | ブログトップ |  »

                                             

上へ戻る