自民党カフェスタに「みどりの部屋」開設 第1回は21日(木)午後4時半「日本遺産」がテーマ
                       

自民党のインターネット番組「カフェスタ」に広報本部長として新番組「みどりの部屋」をスタートさせる。
私が注目する人や政策テーマなどにスポットを当てて紹介する番組。

第1回は21日(木)午後4時半から「日本遺産」をテーマに山谷えり子 党文化立国調査会長と日本遺産の旅を数多くプロデュースしている清水賢二さんを招き、話を聞く。Youtube、ニコニコ動画で生配信するほか自民党カフェスタfacebookでも配信する。

日本遺産は自治体の申請を受け、文化庁が2020年度までに100を認定する。今は67認定済み。残念ながら東京にはない。日本各地の有形無形の歴史的魅力をストーリーとして表現するもの。1自治体の場合も複数の地点が集まって構成しているケースもある。

たとえば「江戸庶民の信仰と行楽の地~巨大な小太刀を担いで『大山詣り』~」(神奈川県伊勢原市)、「『古事記』の冒頭を飾る『国生みの島・淡路』~古代国家を支えた海人の営み~」(兵庫県 淡路市など)、「森に育まれ、森を育んだ人々の暮らしとこころ~美林連なる造林発祥の地“吉野”~」(奈良県 吉野町など)と言った具合だ。

私は旧海軍の4大拠点をまとめた「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体感できるまち~」を4か所とも訪ねたことがあるが、日本遺産という事を意識して回った佐世保は特に印象的だった。(ブログ「海軍の町、佐世保を訪ねて(2018年5月15日)」「軍都、佐世保で心にしみた女性たちの話(2018年5月18日)」)
構成する自治体数が最も多いのは『四国遍路』で57自治体。
全国に散らばっているという意味では、北前船寄港地・船主集落が群を抜いている。

当初、北海道、青森、秋田、山形、新潟、石川、福井の7道県11市町でスタートしたが、翌年、富山、京都府、大阪市、兵庫、鳥取、島根、岡山、広島の西日本地域が加わり、なんと15道府県38市町に及ぶ。

日本遺産を所管するのは文化庁だが、町おこしや観光と深く結びついている。内閣府の地方創生推進交付金が出る、「農山漁村の宿泊」(農水省)や「伝統工芸品」(経産省)、「歴史まちづくり」(国交省)など政府をあげてバックアップしている。

「日本遺産大使」の三國清三シェフが各地の農水産品を活用して名物メニューを生み出す支援もある。
歴史ストーリーを描くことで、地域の人に自分の町をよく知ってもらう効果もある。
ただ、ストーリーを生み出し、日本遺産に応募、認定されるには、地元の熱意あるリーダーが必要だ。
昨年、石川県小松市を訪れた時、エネルギッシュな竹村副市長から面白い話を聞いた。

最初の北前船の日本遺産に同市が含まれていなかったことに「うちが発祥の地なのに!」と憤り、「うちには面白い『石の採掘の歴史』があるんだ!」と燃えて「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」というストーリーを生み出し、日本遺産に認定された。弥生時代にアクセサリーに使われた碧玉(へきぎょく)、江戸初期に九谷焼を生んだ陶石、さらに江戸後期に開坑した銅山開発の近代化のために誕生した建機メーカー「コマツ」、今も掘削が続く日華石の石切り場などを含んでいる。

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