避難生活の辛さを軽減する防災訓練に参加
                       

 荒川区のひぐらし小学校で行われた防災訓練に参加した。
床の硬さや冷たさを防ぐ段ボールベッドの作り方や、プライバシーを守る簡易間仕切りの組み立てなどを練習。避難生活の辛さを軽減することに重点を置いた訓練で、昔とはずいぶん変わった印象を受けた。

避難所となる体育館に集まったのは、日暮里共成町会、日暮里中央町会、東日暮里6丁目町会の皆さん。従来の訓練と合わせて新たな訓練に取り組んだ。
避難所用段ボールベッドは小さい段ボールを12箱並べ、その上にベッドパッド代わりの段ボールを敷いたり、囲いを作ったりする。
 材料となる段ボールは、荒川区が東日本段ボール工業組合の会員企業である北区のメーカーと8月下旬に協定を締結し、災害時に優先的に納入してもらえることにした。
メーカーが被災して納入できなくなった場合は、組合企業間で融通してもらえるという。
また、簡易間仕切りは硬い紙製のパイプセットをロの字型に組み立て、これにクリップで布をとりつける。避難所生活でプライバシーを確保し、着替えや授乳の際などに役立つ設備だ。
開発したのは、紙の建築のスペシャリストと知られる坂茂(ばん・しげる)建築設計事務所で、阪神淡路大震災以来、避難所の住環境の改善に取り組んでいる。
荒川区は坂先生(慶應大学特別招聘教授)が代表を務める、NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークと10月8日、協定を締結し、災害時に必要な資材を供給してもらえるようにする。

 新たな避難所用品によって、慣れない避難所での生活の負担が軽減されるが、いざという時には、自分たちの手で組み立てなければならない。町会役員の方だけでなく、中学生や高校生などにも訓練に参加してもらえるとよいと思った。
体育館には空調が整備され、区には自家発電機が備蓄されているが、緊急時に動かすための燃料の配送など、災害対策強化に尽力していきたい。

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