台東区の3つの消防団の合同点検を1時間半にわたって視察した。(17日、リバーサイド野球場で)
まず、行進曲に乗って可搬ポンプ積載車9台による機械部隊の行進、次いで400人余りが団ごとに分列行進。
10月の都消防操法大会に出場した浅草消防団の選手らが、ホースをつなげて消火する可搬ポンプ操法を披露した。
日本堤消防団団員が、エンジンカッターを切断すると火花が散り、みごとに折れ曲がった。また、家屋の倒壊現場でチェーンソーを用いて柱や梁(はり)などを取り除く実演も。もし大地震が起きたらと考えると、非常に頼もしい。震度6強の地震を想定した、緊急地震速報が出された後の消防団員の動きも、現実的だった。
消防団員が徒歩や自転車で、倒れた家の間を縫って「けがをした方はいませんか」と大きな声を出しながら、スマホなどで災害現場の被害状況を撮影し、画像で東京消防庁に送信していく。スマホによる画像送信は、阪神・淡路大震災(1995年)のころにはなかった重要な武器だ、と思った。消防団員の指導のもと、住民が消火栓にスタンドパイプを結合して放水。建物内にいる、逃げ遅れた住民を消防団員が救出して、リヤカー(各分団に配備してある)で運ぶ。
各団と市民消火隊の一斉放水がみごとだった。強度を増した緑色の新型ヘルメットをかぶった団員たちが、10本近いホースから天高く一斉放水。これは、広い道路に一定間隔で放水筒先を配置し、避難経路確保のために、延焼阻止をするのだと聞き、なるほどと思った。
私は祝辞で「いざ大地震という時の消防団の皆さんの動きがよくわかりました。台東区は人口がさほど多くない一方で、世界中、日本中から人が集まる観光地がたくさんあり、また、重要な文化財も抱え、消防団の皆さんの負担は重いと思いますが、年末年始に向け、これからも健康に気を付けてがんばってください」と励ました。
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